《低炭素革命》
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福田首相、G8ビジネス・サミットで低炭素革命を呼びかけ
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4月17日、日米欧など8カ国の経済団体トップらによる「G8ビジネス・サミット」が東京都内で開かれた。 開会式に出席した福田康夫首相は「二酸化炭素(CO2)の低排出型社会に向けた『低炭素革命』に チャレンジしてほしい」と述べ、地球温暖化防止に向け各国の官民による協調した取り組みを訴えた。 首相は温暖化対策について「産業界は温暖化ガスの相当部分を排出する主体だ」として、民間の 削減努力が不可欠だと強調したが、地球温暖化防止に向けては個人のレベルにまで掘り下げた 地球規模での取り組みが必要であると叫ばれる昨今、企業の果たす役割は大きく、経済活動との 両立を果たすことは企業の使命となったことを実感する瞬間ではなかったかと感じる。 日本はもともと省エネが進んでいる国であり、1987年頃には効率化のピークに達したため、 GDPの増加とCO2の排出量が連動しているた。この状況でCO2排出量を削減しようとすると、 経済発展を抑える必要があると言う相反する状況にあるが、経済活動と両立する形で各企業が 排出削減に取り組む道筋を探していく取り組みが必要であり、その為の商品・サービスを市場に 提案していく事が企業の環境への責任であると感じる。
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